スマホプランだけでは物足りない通信量を補うためにも、日々の生活にWi-Fiは必須ですよね。そのWi-Fiの速度が遅いと、動画視聴やオンラインゲームが楽しめないだけでなく、リモート会議をする方は仕事にも支障が出てしまいます。
ストレスなくインターネットを楽しむために、Wi-Fiが遅い原因を見つけ、適切な対処をしていきましょう。中にはルーターの位置を変えたり再起動するだけで改善されることもあります。
これからWi-Fiの契約を考えている方も、Wi-Fiの基礎知識を抑えておくとプロバイダ選び等に役立ちます。
安定した高速の通信環境で、快適なインターネットライフを送りたい方は、ぜひ最後までお読みください。
Wi-Fiが遅いと感じた時にWi-Fi速度を上げる手段
スマホのプランだけでは通信量が足りなくなるとき、Wi-Fiのスムーズな利用が重要になってきます。
ここでは、Wi-Fiの速度が遅いと感じたときの解決方法をいくつか紹介します。
Wi-Fiルーターと接続機器の距離を近づける
Wi-Fiルーターと接続機器の距離を近づけることで、Wi-Fiの速度は大幅に向上します。
Wi-Fi信号は距離が離れると弱まるため、ルーターと機器を近づけることで信号強度が増します。
例えば、ルーターがリビングにある場合、それを使用する機器もリビングに近い場所に置くと効果的です。
ルーターと接続機器の間の障害物を減らすようにして距離を近づけましょう。
Wi-Fiルーターに接続している機器を減らす
Wi-Fiルーターに接続する機器の数を減らすことで、Wi-Fiの速度が向上します。
多くの機器が同時に接続していると、それぞれの機器への帯域が分割され、速度が遅くなります。
接続機器を見直し、必要なものだけに絞りましょう。
使っていない機器のWi-Fi接続はオフにしておきましょう。
5GHz帯のチャンネルに接続する
5GHz帯のWi-Fiチャンネルを使用することで、速度が向上します。
5GHz帯は2.4GHz帯に比べ干渉が少なく、速度が速いためです。
同じエリアで多くのWi-Fiネットワークがある場合、5GHz帯を選択すると良いでしょう。
特に多くの電波が飛び交うマンションやアパートなどでは5GHzの方がオススメ。
Wi-Fiルーターを再起動する
Wi-Fiルーターを定期的に再起動することで、速度が改善されることがあります。
長時間稼働しているとルーターのパフォーマンスが低下することがあるからです。
一週間に一度程度の再起動を試みると、安定した接続が期待できます。
毎日使っているWi-Fiルーターは定期的に再起動しましょう。
接続方式をIPv6・IPoEに変更する
IPv6・IPoEへの接続方式の変更は、Wi-Fiの速度を上げます。
IPv6・IPoEは、従来のIPv4よりも高速で安定しているからです。
特にリモート会議など高速なインターネット接続を必要とする場合、IPv6・IPoEが適しています。
変更は自宅でも簡単にできます!
Wi-Fiルーターを新調する
Wi-Fiルーターの新調は、速度向上のための最も確実な手段の一つです。
新しいルーターは最新の技術を取り入れており、通信速度や安定性が向上しています。
特に古いモデルを使用している場合、新しいモデルに交換することで大幅な速度向上が見込めます。
長年使ったルーターで速度が遅くなったら、買い替えを検討しましょう。
Wi-Fi速度が遅い原因
Wi-Fi速度が遅い原因を理解することは、適切な対策をとるための第一歩です。
ここではWi-Fiが遅くなる原因について紹介します。
Wi-Fiルーターの設置場所がよくない
Wi-Fiルーターの設置場所が適切でないと、Wi-Fiの速度が低下します。
壁や障害物、電化製品の近くに設置すると、信号が弱まる原因となります。
ルーターを開けた場所に設置し、障害物を避けることで改善されることが多いです。
使用する接続機器との間になるべく障害物がないような場所が良いですね。
2.4GHz帯に接続している
2.4GHz帯に接続している場合、Wi-Fiの速度が遅くなることがあります。
2.4GHz帯は混雑しやすく、干渉を受けやすいためです。
5GHz帯に切り替えることで、速度の改善が見込めます。
2.4GHzは電子レンジやBluetoothにも利用されているので電波干渉を受けやすくなってしまいます。
Wi-Fiルーターに接続している機器が多い
Wi-Fiルーターに多くの機器が接続されていると、速度が低下します。
接続機器が多いと、各機器への帯域割り当てが小さくなり、速度が遅くなるからです。
不要な機器のWi-Fi接続を切断することで、帯域が有効に利用され、速度が向上します。
使っていないもののWi-Fiはオフにしておきましょう。
Wi-Fiルーターを床などの低い位置に設置している
Wi-Fiルーターを床などの低い位置に設置すると、速度が低下する可能性があります。
低い位置にあると、信号が障害物に遮られやすく、効率的に拡散しないためです。
ルーターを高い位置に設置すると、より広範囲に信号が行き渡り、速度も向上します。
高い棚の上などに置くのがオススメです。
Wi-Fiルーターが古い
古いWi-Fiルーターを使用している場合、速度が遅くなる可能性が高いです。
新しいルーターは最新の技術を搭載しており、旧型のルーターよりも高速で安定しています。
ルーターが古い場合は、新しいモデルへの交換を検討しましょう。
色々試しても速度が改善されない場合は、ルーターが古いのかもしれませんね。
Wi-Fiルーターと接続機器の距離
Wi-Fiルーターと接続機器の距離が離れすぎていると、Wi-Fiの速度が低下します。
信号は距離が離れるほど弱まるため、ルーターと機器が遠いと効率よく通信できません。
ルーターと機器の距離をできるだけ近づけることで、通信速度が向上します。
ルーターの設置場所が重要となりますね。
Wi-Fi速度に影響を与えるWi-Fiルーターを買い替えるタイミング
Wi-Fiの速度は、日常生活において重要な役割を果たします。
特に最新の技術を取り入れている新しいモデルのルーターに買い替えることで、ストレスフリーで快適な通信環境を手に入れられます。
ここでは、Wi-Fiルーターを買い替えるべきタイミングを解説します。
回線を乗り換えたタイミング
回線を乗り換えるときは、Wi-Fiルーターの買い替えのタイミングです。
新しい回線に最適化されたルーターを使用することで、最大限の速度と性能が得られるためです。
光回線に乗り換えた際には、それに適した高速ルーターへの変更が望ましいです。
どのルーターが最適か、乗り換えの際に一緒に相談すると良いですね。
引っ越ししたタイミング
引っ越しをした際も、Wi-Fiルーターの買い替えを考えるタイミングです。
新しい住環境に最適なルーターを選ぶことで、Wi-Fiのカバレッジや速度が改善されます。
広い家に引っ越した場合、より広範囲をカバーできるルーターが必要です。
引っ越し先の環境にあったものを選ぶと、その後快適なネット生活をおくれます。
Wi-Fiに接続する機器を買い替えたタイミング
新しいスマートデバイスやパソコンを購入した際は、Wi-Fiルーターの買い替えを検討すべきです。
最新のデバイスは新しい通信規格に対応していることが多く、適切なルーターでないと性能を発揮できません。
例えば、Wi-Fi 6に対応したスマートフォンを購入した場合、Wi-Fi 6対応ルーターを選ぶことで、速度と安定性が向上します。
デバイスとルーター両方をアップグレードすることで、より快適なネット生活を送ることができるんですね。
Wi-Fi速度に影響をあたえる要素
Wi-Fi速度は、快適なインターネット利用のために重要です。
ここでは、Wi-Fi速度に影響を与える主な要素を解説します。
上り速度
上り速度は、インターネットへのデータ送信速度を指し、Wi-Fiのパフォーマンスに大きく影響します。
特にクラウドサービスやファイルアップロード時には、速い上り速度が必要になります。
上り速度が速ければ、メールの送信やデータのアップロードも短い時間で完了します。
下り速度
下り速度は、インターネットからのデータダウンロード速度を指し、Wi-Fi利用の快適さに直結します。
動画ストリーミングや大規模なファイルダウンロード時に、高い下り速度が求められます。
動画視聴は下り速度が速くないと快適に見れません。
Ping値
Ping値は、インターネット通信の応答速度を示し、特にオンラインゲームなどで重要視されます。
低いPing値は、レスポンスが速く安定した通信を意味し、特にリアルタイムでのやり取りが重要な場合に必要です。
オンラインゲームをプレイする際、Ping値が低いとスムーズなプレイができます。
Ping値が高いと、ゲームの動作が遅くなったり、操作のタイミングとずれたりしてしまいます。
Wi-Fi速度の測り方
Wi-Fi速度を知ることは、適切なネットワーク環境を整えるために重要です。
以下では、Wi-Fi速度を測定する方法をいくつか紹介します。
Googleスピードテストで測定する
Googleスピードテストは、手軽にWi-Fi速度を測定できるツールです。
Googleが提供するこのツールは、正確で信頼性の高い速度測定が可能です。
ブラウザから簡単にアクセスし、数秒で速度を測定できます。
Googleのコンテンツなので安全性も高く、気軽にできるのが嬉しいですね。
Fast.comで測定する
Fast.comは、Netflixが提供するWi-Fi速度測定サービスです。
このサービスは特に動画ストリーミングにおける速度を測定するのに適しています。
Netflixの利用を考えているユーザーは、Fast.comで速度を測定すると良いでしょう。
ページを開くだけですぐに測定してくれます。
USENスピードテストで測定する
USENスピードテストは、日本国内のユーザーに特化したWi-Fi速度測定ツールです。
日本国内のネットワーク環境に特化しており、地域に応じた正確な速度測定が可能です。
特に日本国内でのインターネット利用環境を最適化したい場合には、USENスピードテストを使ってみましょう。
Ping値などが詳しく出るので細かく分析したい人にオススメ。
インターネットが快適に繋がるWi-Fi速度の目安
Wi-Fiをこれから契約しようと考えているユーザーにとって、適切なWi-Fi速度の知識は重要です。
ここでは、さまざまなオンライン活動に必要なWi-Fi速度の目安を解説します。
メールの受信には下り速度:128kbps程度・メールの送信は上り速度:1Mbps程度必要
メールのやり取りには、受信に下り速度128kbps、送信に上り速度1Mbpsが適切です。
メールはテキストベースが多く、比較的低い速度でも快適に利用できます。
ただし、大きな添付ファイルを送受信する場合は、もう少し高い速度が必要です。
日常的なメールのやり取りは、高速なWi-Fiでなくても十分です。
WebページやSNSの閲覧は下り速度:1Mbps〜10Mbps程度必要
WebページやSNSの閲覧には、下り速度1Mbps〜10Mbpsが適切です。
多くのウェブサイトやSNSは画像や動画を含むため、ある程度の速度が必要です。
特に動画や高解像度の画像が多いサイトを閲覧する場合、早い速度が重要になります。
1Mbpsを下回るとSNSチェックもストレスに感じてしまいます。
SNSへの画像投稿は上り速度:3Mbps程度必要
SNSへの画像投稿には、少なくとも上り速度3Mbpsが必要です。
画像ファイルはサイズが大きいため、適切な上り速度がないと時間がかかります。
特に高解像度の写真をアップロードする場合、速い上り速度が重要です。
高画質な写真や動画をアップする人は、より速い上り速度が必要ですね。
リモート会議は上り下り速度:3Mbps程度必要
リモート会議には、上り下り速度ともに3Mbps程度が必要です。
リモート会議では、ビデオとオーディオの両方のデータを扱うため、安定した速度が求められます。
特にグループでのビデオ会議では、より高い速度が望まれます。
リモートでの仕事が多い方はWi-Fiの速度が重要になりますね。
Wi-Fi速度を上げるオススメの光回線
Wi-Fiを契約しようと考えているユーザーにとって、高速で安定したインターネット接続は必須です。
スマホプランだけでは不十分な通信量を補うためにも、光回線を選ぶと良いでしょう。
ここでは、Wi-Fi速度を上げるためのおすすめの光回線をいくつか紹介します。
auひかり|契約するとauユーザーはauのスマホ料金から月1,100円割引
auひかりは、高速インターネット接続を提供し、さらにauユーザーには追加の割引があります。
auユーザーは、auひかりを利用することでスマホ料金から毎月1,100円割引を受けられます。
家族がauユーザーの場合、通信費の節約につながります。。
1台ずつの割引なので家族全員がauユーザーなら大幅な節約となります。
ソフトバンク光|家族全員がソフトバンクユーザーで光回線を契約すると全員毎月2,100円(税抜)割引
ソフトバンク光は、ソフトバンクユーザーの家族に大きな割引を提供します。
家族全員がソフトバンクユーザーであれば、毎月2,100円(税抜)の割引が受けられます。
家族全員がソフトバンクユーザーなら、ソフトバンク光の割引で大きな節約が見込めます。
割引には細かい条件があるので、予め確認しておきましょう。
ドコモ光|ドコモが提供するプロバイダ一体型の光回線
ドコモ光は、ドコモが提供する高速かつ安定したプロバイダ一体型の光回線です。
ドコモのスマホユーザーなら、料金プランによっては割引が適用され、通信費の節約が可能です。
ドコモユーザーは自分のプランが割引対象なのか事前にチェックすると良いですね。
Wi-Fi速度を上げることに関するよくある質問
快適なネットライフを送るためには、効率的なWi-Fi環境を整えることが欠かせません。
ここでは、Wi-Fi速度を上げるためのよくある質問に答えます。
Wi-Fiルーターの置き場所が最適な場所は?
Wi-Fiルーターの最適な置き場所は、家の中央や利用するデバイスが集まる場所です。
中央に置くことで、家全体に均等に信号を配信でき、障害物による信号の減衰を最小限に抑えられます。
リビングルームが利用の中心であれば、そこが最適な場所となります。
ルーターの配置はWi-Fiのパフォーマンスに直結するので、最適な場所を見つけましょう。
障害物を避けた高い場所に置くことも忘れずに!
Wi-Fiルーターの置き場所として適さない場所は?
Wi-Fiルーターの置き場所として適さないのは、金属や電子機器が多い場所、壁に囲まれた狭い場所です。
金属や電子機器はWi-Fi信号を妨げ、壁は信号を遮断するため、これらの場所では信号が弱くなります。
キッチンや金庫の近く、厚い壁に囲まれた部屋は避けるべきです。
水は電波を吸収する特性があるので、水槽など水の近くも避けましょう。
オンラインゲームを快適に遊べるWi-Fi速度(回線速度)は?
オンラインゲームを快適に遊ぶには、最低でも下り速度10Mbps、上り速度1Mbpsが必要です。
ゲームを楽しむには安定した接続と十分な速度が求められます。
特にマルチプレイヤーゲームや高速なアクションゲーム、大規模なオンラインゲームでは、より高い速度が推奨されます。
オンラインゲームをする方は、十分な速度が確保できるWi-Fiを選びましょう
光回線は速度制限がありますか?
光回線は高速で安定したインターネット接続を提供することが一般的ですが、契約内容や利用状況によっては制限がかかることがあります。
特にデータ通信量が非常に多い場合、一部のプロバイダでは速度制限を設けていることがあります。
光回線を選ぶ際は、契約内容をよく確認し、必要に応じてプロバイダと相談しましょう。
特に通信量を多く使う方は、契約前に必ず制限の有無を確認しましょう。
まとめ|速度が遅い原因を見つけWi-Fi速度を上げる手段を取ろう!
この記事を通じて、速度が遅い原因や対策を解説しました。
普段Wi-Fiの速度が遅くて困っている方は、原因を見つけて速度を上げていきましょう。
また、Wi-Fiの契約を検討している方は、これらの情報を基に、最適なWi-Fi環境を整えてみてください。
スマホプランだけでは不十分な通信量を補うためにも、効果的なWi-Fi速度の管理と設定が重要です。
Wi-Fi速度を上げて、より快適なインターネット生活を楽しみましょう。